定期的なトリミングが必要なトイ・プードルにとって、トリミングサロン選びは重要です。
信頼できるサロンで月1回はトリミングを
トイ・プードルのふわふわのヘアは抜け変わらないので、月に1回程度のトリミングが必要です。そのカットスタイルはさまざま。バリカンで顔を刈るタイプや、テディベアのように顔も足もモコモコにするスタイルなどがあります。カットによってイメージが変わるので、スタイルを変えて楽しむことができます。
また、トリミングはトリマーとの信頼関係が大切です。犬に対して愛情をもって接してくれることが大前提。そのうえで、飼い主さんがイメージするスタイルを理解してくれ、愛犬の毛質やルックス、生活環境に合ったカットスタイルを提案してくれるサロンを探しましょう。
納得できるトリミングサロンの選び方
通いやすい立地にある
定期的なトリミングが必要なので、通いやすさは重要です。
クチコミ情報や近所での評判がいい
気に入ったスタイルの犬が通っているサロンを教えてもらったり、ホームページに掲載しているカットスタイルの写真を参考にしたりして、探してみましょう。
サロン内が清潔に保たれている
においがしたり、床が常に汚れているサロンは、トリミングも雑なことが多いので注意しましょう。
トリミング前にじっくりスタイルの相談にのってくれる
初回はスタイルだけでなく、生活環境やアレルギーなどの健康面もヒヤリングをしてくれるところを選びましょう。
犬に対してていねいに接してくれる
犬に対してしかったりせずに、犬の気持ちや状態に合わせて接してくれるところだと、トリミングが大好きな犬に。
トリミング中に健康状態など気がついたことを指摘してくれる
トリミング時はブラッシング、シャンプーなども行うので、体の状態がよくわかります。気がついたことを指摘してくれるトリマーがおすすめです。
ノミ・ダニ予防をしている犬に限定している
ノミやダニがいる犬が来ているサロンだと、うつる可能性も。予防に関してきちんとした対応をしているところがいいでしょう。
サロンの利用のしかた・オーダーのしかた
家
トリミングサロンを探す
近所の評判やクチコミ情報などを参考に探します。雑誌などに好みのカットスタイルを掲載しているサロンに行ってみても。
予約を入れる
初回は犬種、名前、年齢、毛玉の有無などを伝え、日時を決めます。料金の目安なども聞いておきましょう。
出かける直前の食事は避け、量は少なめに
サロンでおやつをあげて、場所に慣らすことがあります。繊細な性格だとおう吐することも。量は少なめにして早めにすませましょう。
サロン
自分のイメージする
スタイルを伝える参考になる写真があれば、見本を持っていくとわかりやすくていいでしょう。
生活環境や健康面のヒヤリングを受ける
初回は、散歩の時間やしつけの程度のほか食べ物、シャンプー剤などのアレルギーの有無、バリカン負けがあるかなどを聞かれます。
トリミングで修正してほしいときはその場で伝える
トリミング後に気になるところがあるときは、できるだけその場で伝えましょう。
行きつけのサロンにするかどうかは2~3回程度利用してから判断を
仕上がりや対応などが気に入らなくても、2~3回は通ってみましょう。トリマーが犬の特徴を把握してくると、印象が変わることも。
サロンを利用するときのマナー
予約の時間は守る
発情中の場合は、受け入れ可能かどうか確認をする
毛玉をたくさん作った状態で行かない
ノミ・ダニがいる状態で行かない
間隔をあけすぎない
パピー期・シニア期のトリミングも大切
パピー期は毛質をよくするためにもこまめにトリミングを
生後1歳くらいまでは、毛質もやわらかく量も少なめ。こまめにトリミングをすることでもコシのある毛質になっていきます。ブラッシングやシャンプーなどにも早めに慣れさせることができるので、パピー期でも月に1回程度はトリミングしましょう。
シニア期こそ頻繁にきれいにしてあげて、家族に愛される犬に
シニア期はトリミング間隔が延びがちになりますが、逆に頻繁に行くようにしましょう。きれいにしていると、自然に飼い主さんも声をかけたり、さわったりすることが増えます。これはシニア犬にとって刺激になり、若さを保つことにもなります。