刺激の多い場所で落ち着いて歩けば一人前。散歩は、日々のトレーニングの発表の場です。困った行動や苦手なことはあせらずにトレーニングして、散歩上手な犬に育てましょう。
こんなときに役立つ
の通量の多い場所での事故を避けられる
引っ張りグセを直せる
病気やケガのリスクを回避できる
ほかの犬とのトラブルを避けられる
リードを引っ張らないで歩く。
1.動かないで待つ
引っ張ったら飼い主さんは立ち止まりましょう。
2.戻ってきたらほめる
戻ってきたり、リードがゆるんだりしたら「イイコ」とほめて、そのまま歩き出します。
ツイテ歩く
1.鼻先にフードをつけて誘導
リードをつけたあと、鼻先にフードをつけて歩くように誘導します。
2.フードの位置を高くしていく
少しずつフードを持つ位置を高くして歩きます。足元にそって自然に歩けるようになればいいでしょう。
拾い食いをしないで歩く
拾い食いに気づいたときに、あわてて口から取り出そうとすると飲み込んでしまいます。大変危険なので、その場はさわがずに無視しましょう。散歩をするときは、拾い食いをしづらい見通しのいい場所に行ったり、飼い主さんがしっかりコントロールしたりすることが大切です。
方法1 いたずら防止剤を使う
好物にいたずら防止剤をスプレーして道に仕込み、拾い食いしたときに食べ物から罰をもらうことで、嫌な気持ちになるようにします。
方法2 オスワリやマッテをさせる
拾い食いをしそうな場所に行ったら、興味をひく前にオスワリやマッテなどの指示を出します。その後は、その場を離れて、違う方向に行くようにしましょう。
ほかの犬と落ち着いてすれ違う
ほかの犬に対して飛びかかったり、ほえたりすると周りに迷惑をかけてしまいます。無理に遊ばせる必要はないので、落ち着いてすれ違えるようにしましょう。
方法1 飼い主さんが壁になって歩く
飼い主さんが犬どうしの間に立つように歩き、ほかの犬に注目しないようにします。ツイテができる場合は「ツイテ」と声をかけましょう。
方法2 オスワリをさせる
オスワリができたらほめて、ほかの犬が通りすぎるのを待ちます。飼い主さんの指示に従うほうが楽しいと、理解させましょう。
方法3 抱っこする
興奮しやすい性格や怖がりな性格の犬でコントロールできないときは、抱っこして通りすぎます。ほかの犬を見せないように背を向けてもいいでしょう。