7 シャンプーを体にかける
シャンプーは原液で使うタイプのものもありますが、基本的には表示に従って、うすめて使います。首の後ろから背中に向けてかけましょう。
8 指の腹でマッサージするように
首から洗い、次に背中をシャンプーしていきます。つめをたてずに指の腹で地肌をマッサージするような感覚で洗いましょう。
9 足先はシャンプーをかけて
足先は汚れやすいので、シャンプーを再度かけて洗います。肉球の間は、指を開いてていねいに汚れをとりましょう。
10 しっぽは両手でもむように
しっぽは両手で持って、もむように洗います。
11 顔はシャンプーが目に入らないように
顔はシャンプーを手にとって洗います。目頭や口まわりは、つまんでもむように。耳はしっぽと同様に両手を使ってもみ洗いを。
+ワン
寒い日はシャンプー剤を温めて使う
気温が低い日は、シャンプーをそのまま使うと体につけたときに冷たいので、嫌がる場合があります。シャンプー剤をお湯で温めると刺激が少なくておすすめです。
すすぐ
12 流すときは頭から
体の中で一番高い位置にある、頭から流します。あごの下を支えて、目にシャワーのお湯が入らないように後ろからかけましょう。
13 背骨にそってかける
背骨にそってシャワーをかけていくと、全身が上手にすすげます。おなかは手でお湯をすくってかけましょう。
シャンプー2回目
14 シャンプーは2度洗いを
1回目は汚れをしっかり落として、2回目は軽めに洗います。1回目と2回目で用途の違うシャンプー剤を使ってもいいでしょう。
すすぐ
15 ていねいに全身をすすぐ
体にシャンプーが残らないように、ていねいに全身をすすぎましょう。シャンプーが残っていると皮ふ炎になることも。
水気を切る
16 軽く毛の水気をしぼる
手で毛の水分をしぼるようにして、軽く水気を切ります。
トリートメント
17 リンスの前にトリートメントを
トリートメントは傷んだ毛にコシを与えます。毛の状態がいい場合は、しなくてもいいでしょう。
18 毛にもみこむ
全身の毛になじませるため、手で毛にもみこむようにします。
19 少し時間をおく
トリートメントのあとは3~5分ほどおいて、成分が毛に浸透するのを待ちます。
すすぐ
20 トリートメントを流す
シャンプーのときと同様に、体にトリートメントの成分が残らないように十分にすすぎましょう。
リンス
21 毛になじませるようにつけて
パッケージの表示に従ってうすめたリンスを、毛になじませるようにつけましょう。
すすぐ
22 最後に全身をよくすすぐ
全身をよくすすぎます。シャンプーをはじめとする成分が体に残らないように十分に流しましょう。
+ワン
リンスは作り置きせずにそのつど洗面器などにうすめて使おう
使う頻度にもよりますが、リンスは使用量が比較的少なめなので、1回分ずつ洗面器などにうすめて使いましょう。うすめる際に使う水道水は、不純物が含まれているので、うすめて日数たつとカビが発生することもあります。
ドライのプロセス
1 タオルで水気をとる。
毛を手でしぼって水気を切ったら、タオルで体を包み、軽く押さえるように水気をふき取ります。
2 ドライヤーで乾かしながらブラッシング
ドライヤーで乾かしながら、スリッカーブラシでとかします。完全に乾かさないと、蒸れて皮ふ炎の原因にもなるので、毛の状態をよく確認しましょう。
3 最後はコームでとかして
ブラッシングのときと同様に、最後は全身をコームでとかし、仕上げます。
上手に乾かすコツ
ドライヤーはエプロンに固定
家庭用のドライヤーはエプロンの胸の部分に固定して使うと、両手が自由になりブラッシングしやすくなります。2人で作業するのもおすすめです。
乾いたかどうか毛の状態を確認
ドライヤーをあてたときに、毛がまとまってくるくるしているのはまだ乾いていない状態。毛の1本1本が分かれてさらさらになっているのは乾いています。完全に乾くまでドライヤーをかけましょう。