健康状態をよく見て元気な子犬を選びましょう。性格も見極められると、暮らしのイメージがしやすくなります。
分泌物が出ていないかチェックして
トイ・プードルを家に迎えるときに、ルックスや毛色、性別などを考慮するのも必要ですが、もっとも大切なのは健康なトイ・プードルを選ぶことです。
疾患があるかどうかを見分けるのは、長年仕事で犬に接していないとむずかしいのですが、素人でも見分けられるポイントがあります。一番見るべき場所はおしり。ウンチがついていないか見てみましょう。下痢しているときは、必ず肛門が汚れています。
また、目や耳、鼻なども目やにや耳あか、鼻水などの分泌物がついていないか、変なにおいがないか、チェックしましょう。
毛はツヤがある?
毛ヅヤを見たら、毛をかき分けてみて、変なにおいがしないかチェックしましょう。皮ふに湿疹がないかも確認を。
しっぽはよく動く?
しっぽは元気のバロメーターなので、しっぽがよく動くか見ます。
おしりは汚れていない?
下痢しているときは必ず肛門が汚れるので、おしり周りはよく見ましょう。
足や歩き方に異常はない?
股関節やひざ関節などに、ケガがないかよく観察しましょう。着地したときに片足をあげる動作をしていたら、関節や骨に異常があることも。
性格は活発or慎重?
子犬を呼んだり、抱こうとしたりしたときの反応を見て、希望する性格の子犬を見つけましょう(左記参照)。
耳の中は汚れていない?
耳の中を見て、きれいなピンク色をしているか、耳あかが多かったり、黒く汚れて変なにおいがしたりしていないか見てみましょう。
目の周りが汚れていない?
目の周りが涙や目やにで汚れていないか、涙やけがないか見ます。分泌物は素人でも判断できる材料なので、よく観察して。
鼻の湿り具合は適当?
健康な犬の鼻は適度に湿っています(睡眠中と寝起き以外)。鼻水が出ていないかも合わせてチェックを。
口の中のにおいや歯の色はきれい?
ロはかみ合わせがよく、歯の色は白色、歯肉の色はピンク色か見ましょう。変なにおいがしないかも確認します。
子犬を呼んで、性格を見てみましょう
性格を見るときのポイントは、子犬を呼んだときの反応です。ケージをあけたときに、何も警戒せずに出て来た犬は好奇心旺盛な傾向。反面、マイペースなこともありますが、スポーツを楽しみたい飼い主さんにはおすすめです。逆に最後に出てくる犬は警戒心が強い場合が多いでしょう。社会性を身につけさせるのに努力する必要はありますが、おとなしくて従順な傾向があります。
子犬を決めたらあらためて聞くこと
引き渡し日
ワクチン接種など予防の種類や日程
食欲や排泄の様子
生活環境の食事の種類と回数
トイレトレーニングの有無と使用素材
好きなおもちゃ
子犬を決めたら、あらためて生活環境や健康状態、食事の与え方などを聞いてみましょう。ワクチン接種などの予防面については種類と日程の確認を。