犬が飼い主さんに注目するのが、楽しくなるトレーニングです。コミュニケーションの基本になります。
成功のポイント
視線があったらすぐにほめる
飼い主さんのほうからのぞきこまない
Level1 座った状態で視線を合わせる
1 フードを持った手を見せる
手にフードがあることがわかるように、犬に見せます。
2 手をあごの下において、視線を誘導する
手を鼻先から自分のあごの下において視線を誘導し、目が合ったら名前を呼びます。
3 すぐにほめる
名前を呼んだら、ほめながらフードをあげます。
Level2 立てひざで視線を合わせる
フードを持った手を鼻先からアゴの下へ動かす
視線を合わせる距離が遠くなると、難易度が上がります。できない場合はもう一度低い位置で行いましょう。
+ワン
飼い主さんからのぞきこむのはNG
愛犬と視線を合わせるために、同い主さんのほうからのぞきこむと、トレーニングにならないので注意しましょう。
呼びよせ
飼い主さんが呼んだらそばに来る「オイデ」の基本です。飼い主さんのそばに来ると、よいことがあると思うように行いましょう。
成功のポイント
最後に首輪をつかんだ状態でほめる
呼びよせたときにしからない
1 フードを持った手を鼻先におく
手にフードを持ち、鼻先において犬が手に鼻先をつけるのを待ちます。
2 向かい合った状態で後退する
手に鼻先をつけてきたら、鼻先からフードがはずれないように注意しながら、後ろ向きに歩きましょう。
3 立ち止まり、ほめながら首輪をつかむ
ある程度歩いたら立ち止まり、ほめながらフードをあげ、反対の手で首輪をつかみます。
4 解除の声をかけて、首輪を離す
首輪を離して「OK」と声をかけます。解除の合図に慣らしていきましょう。
+ワン
「オイデ」はいつ言うの?
呼びよせはオイデの基本ですが、オイデという言葉をかけるのはまだ先。誘導による行動が確実にとれるようになってから言葉をかけます。