飼い主さんとの散歩はトイ・プードルにとってごほうびです。いろいろなところに行って、一緒にリフレッシュしましょう。
コミュニケーションと社会性をはぐくむ
散歩は運動のためだけでなく、環境に慣らし、社会性を身につけるためにも役立ちます。ストレス発散にもなるので、毎日1回は連れていきましょう。散歩時間よりも内容を重視して。特にトイ・プードルは、飼い主さんとのコミュニケーションをとりながら歩くことが重要。義務で30分の散歩に行くよりも、10分でも愛犬の性格や運動欲求を満たすほうがいいのです。時間やコース、スピードなど、メリハリのある内容をこころがければ、散歩好きの犬に育ちます。飼い主さん自身も楽しんで、愛犬と一緒に心と体をリフレッシュしましょう。
散歩のマナー
飼い主さんがマナーを守って
散歩では飼い主さんがマナーを守ることが大切です。まず、家を出る前に排泄させるようにしましょう。万が一、外で排泄したら必ず片づけます。
オシッコをしたとき
アスファルトにオシッコをしたときは、ペットシーツで吸い取ってから、ペットボトルに入れた水をかけて流しましょう。
ウンチをしたとき
ビニール袋に入れて持ち帰ります。持ち帰ったウンチはトイレに流すか、自治体の規定に従ってゴミで出します。
散歩の持ち物
ペットシーツ
水を入れたペットボトル
ビニール袋
迷子札
基本の歩き方
歩き方
リードが張らずに少しゆるんでいる状態
犬が横について、少しリードがゆるんでいる状態が理想です。せまい場所ではリードを短めに持って歩きましょう。
服装
動きやすい服装で出かける
体を動かしやすいスポーティーな服に、ヒールのない靴が望ましいでしょう。
リードの種類
伸縮性のあるリードは避けて
伸縮性のあるリードは、公園など広い場所で使うのは楽しいですが、交通量の多い場所では、安全を確保しにくいので避けましょう。
持ち物
散歩バッグを用意すると便利
排泄物の片づけに必要なものなどの持ち歩きには、散歩バッグを使うと便利です。暑い日は、途中で飲ませる水なども用意するといいでしょう。
セーフティグリップ
犬の安全を確保できる目安の位置
人通りの多い場所などでも、犬の安全を確保できるリードの位置を、セーフティグリップといいます。犬をすぐに抱きかかえられる場所が目安になります。
散歩の時間帯と量
時間带
時間帯にこだわる必要はありませんが、真夏はアスファルトの照り返しが強いので、炎天下は避けましょう。雨の日は無理に行かなくても大丈夫。その分、室内の遊びで満足させてあげましょう。
量
トイ・プードルが適度に疲れるくらいの運動量が目安。飼い主さんのスケジュールに合わせて調整し、義務にならない範囲で行きましょう。