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動物病院と上手に連携して、愛犬の健康管理に努めましょう。

信頼できる病院で愛犬の健康を守って

愛犬との楽しい暮らしには健康管理が不可欠です。予防接種や定期健診、病気やケガのときなど、動物病院にはいろいろお世話になります。獣医師やスタッフの説明がわかりやすく、質問にもていねいに答えてくれるなど、飼い主さんが信頼できる動物病院を探しましょう。

また、飼い主さんが日ごろから愛犬の様子を観察し、情報を的確に獣医師に伝えたり、予防接種や定期健診を受けさせたりすることも健康管理では重要なこと。獣医師と連携して健康を守りましょう。

信頼できるかかりつけの動物病院の探し方

通いやすい立地

かかりつけの病院は、通院に便利な場所にあることが大切です。連れていく人や交通手段も考慮しましょう。

雰囲気が明るく清潔

外観、入り口、待合室の様子などを確かめましょう。院内感染が起こらないよう、清潔であることが前提です。

看護師やスタッフの対応がよい

受付のときや診察のときに、飼い主さんや犬へのスタッフの接し方を見ると、その病院の雰囲気がわかります。

検査結果や質問についてしっかり説明してくれる

診察や検査に関する説明がわかりやすく、質問した内容に的確な答えを提示してくれることが大切です。

手術、入院などの設備が整っている

規模にもよりますが、かかりつけの病院で入院や手術ができれば、万が一のときにも安心です。

緊急時に対応してもらえる

愛犬に何かがあったときに、診療時間外の夜間や休日・祝祭日にも、対応してもらえるか確認しましょう。

料金が明確

領収書に、各処置や治療の明細が示され、不明な点の問い合わせに対して、説明をしてもらえることがポイントです。

獣医師との上手なコミュニケーションのとり方

愛犬に異変が起きた場合、飼い主さんだけです。どのような症状が、どんな経緯で起きたのかを、獣医師にできるだけ客観的に説明しましょう。

定期健診・予防接種の場合

不安・疑問はその場で聞く

気になった点があればその場で解消しておきましょう。予防接種後の注意や副作用など、わからないことがあれば聞いておきます。

質問リストを持っていく

愛犬の普段の行動や食事、排泄、皮ふの状態などについて、不安に思っていることがあれば相談してみましょう。

病気やけがで受診する場合

普段の様子との違いを伝える

具体的に説明することで、獣医師の診断や治療の手がかりになります。あらかじめメモに書いて整理しておくのもよいでしょう。

(例)普段はおとなしいのに、前足にさわったら大声で鳴いて怒った

けがの場合は、気になる症状が見られる頻度を伝える

足を引きずったり、痛がったりする場合は、いつから、どの程度の頻度でその症状が起きているかを説明しましょう。何か処置した場合はそれも伝えます。

(例)昨夜9時から、左後ろ足を床に着けないで歩く

過去に通院していた場合は、服用している薬を持参する

現在服用している薬がある場合、新たに処方される薬との飲み合わせの問題が起こるため、獣医師に判断してもらいます。

(例)下痢で通院するときに、膀胱炎で飲んでいる薬を持参

食欲・排泄・おう吐の様子をメモして持っていく

食欲はあるか、ウンチやオシッコの回数や色、形、おう吐の頻度や内容などを観察して、記録しておきましょう。

(例)食欲はあるけれど、食べたあとに茶色いものを吐く

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