1か月に1回はシャンプーをして、すっきりと!怖がらせないように注意しましょう。
地肌や毛の中の汚れをシャンプーで落とす
シャンプーでは、プラッシングでとりきれない地肌や巻き毛の中の汚れを落とします。1か月に1回程度行うのが目安ですが、頻繁にシャンプーをしたい場合は、肌荒れしにくい良質のシャンプー剤を選びましょう。ただし、体調が悪いときは獣医師に相談を。
お手入れの目安
1か月に1回
必要なもの
シャンプー
トリートメント
リンス
スリッカーブラシ
コーム
バスタオル
ドライヤー
シャンプーを上手にするコツ
シャンプー前はブラッシングを
ブラッシングで毛のもつれや毛玉をといてから、シャンプーを。水にぬれてしまうと毛のもつれがとれにくくなります。
シャワーヘッドは体につける
水音がなるべくしないように、体につけてお湯をかけるのがポイントです。
体をぬらすプロセスをじっくりと
体をじっくりとぬらすだけで、ホコリなど体の表面の汚れは8割くらい落ちます。シャンプーの浸透もよくなるので、手を抜かずに。
顔の正面からお湯やシャンプーをかけない
顔をぬらすときや、シャンプーをかけるときは後ろから。犬が怖がることはなるべく避けましょう。
シャンプーのプロセス
体をぬらす
1 ぬるま湯でおしりからぬらす
夏は28℃、冬は、36~37℃くらいのお湯でおしりからぬらします。シャワーヘッドは、体につけてかけましょう。
2 肛門腺をしぼる
肛門腺とは肛門のうにたまる分泌物のことで、肛門のすぐ近くにあります。指で挟んで絞ると分泌物が飛び出します。周囲に飛び散らないように手をかぶせるといいでしょ
う。
3 背中から首のほうをぬらす
おしりのほうから背中、首へと、徐々に前に向かって、ぬらしていきます。
4 顔は目と鼻にお湯が入らないように
頭や顔は後ろからぬらします。目と鼻に入らないように、顔を上に向けてかけましょう。
5 おなかは下からお湯をすくって
おなかはシャワーのお湯をすくってかけましょう。手のひらにお湯をためて、体をもむようにかけます。
6 足先はよく汚れを流して
この段階で足先はぬれていますが、汚れがひどい場所なので、足を持ってお湯をかけ、しっかり汚れを流しましょう。